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呟き 『えんがない話しでは済まない事』 [楽描き]

『江戸の小話し』 より。

あるところに、
とても慌て者の娘がいました。


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この娘も年頃になり、
いよいよお嫁に行く日が来ました。

娘をとても可愛がっていた母親は、
お嫁に行く娘に言いました。

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「お嫁に行っても、嫌な事を我慢することはないよ。
新しい家に、縁(→運命)があればいいけど、
もし縁が無かったら、諦めて帰っておいで」

「はい、えんが無かったら、無理をせずに帰ってきます。」

娘がお婿さんの家へ行った次の日、
娘は母親の言葉を思い出しました。

「お母さんが言っていたけど、
この家にはえんがあるかしら? ないかしら?」

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娘はお婿さんの家中を探してみましたが、

この家には 縁側 がありません。

そこで娘は、お婿さんに、
「短い間でしたが、お世話になりました。
この家には『えん』がありませんので、あきらめて帰ります」
と、言って
実家に帰って行ったということです。

♪ちゃんちゃん (おしまい)


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人との出会いの縁もそうですが 
何かの遭遇との出会い・縁も
大切なことありますね。

終戦宣言。 
昭和天皇が降伏認めた日これも縁(運命)
新しい日本がはじまったわけです。

今、国会は論争がおこなわれています。

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戦争の悲劇を経験されてない年齢のかたたちが
多いから無理ないけど 
内務省の発表によれば、戦死者は約212万人、
空襲による死者は約24万人だった。
召された数です。

膨大な数の犠牲者のおかげでいまがあることを
私たちは忘れてはいけないと 思う。

伝えていかなければと思う。 (運命) 戦争が始まってから
縁側が無かった で、済む話ではないのです。


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