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出会い 雨の夜 [楽描き]

何年ぶりだろう?
雨の日に傘差して歩いたのは。
いや傘持つことすら・・・。


わたしは仕事が不規則なので、
通勤は車を使うのですが、

この日は早めに仕事が終わり
仕事先でパソコンを検索すると、 
なんと、最終電車が間に合う。

ただし乗り継ぎが多い電車の中で
寝ることができないじゃん  ==;

それでも睡眠不足の高速道路車運転よりは安全

私ね、 単純運転 アクセル踏むだけ運転してると 眠気が早い。


駅に着くと 東京方面にこの時間乗る人が少なくて
横並び三人座りの席を占領して靴を脱いで足伸ばして乗る 。
なんともかっこわるいけどね 。

m1.JPG


4連結のこの車両には3人ほどまばらに 
いたのですが 途中からわたしだけ 。

「貸切だぁ」 
単線なので上り下りの電車交換駅で1,2分から最長5分待つ 。


そのすきに 飲み物購入 
したたかなわたしw  


う? 視線が・・・。  誰か見てる!

わたしひとりのはずなのに   
でもたしかに気配がある 。


車両中を見回すと わたしの斜め対面にビニール傘が1本置き忘れている 。


まさかねぇ・・・。  


m2.JPG


電車が動き出すと 
「こんばんわ」 「こんばんわ」

傘が! 傘が!  
「はい。こんばんわ」と 返事を返す。 (怖いもの知らず)

でも電車を乗る時には 雨は降ってないはずなぜに傘があるのだ。?


私 : 「なぜそこに居るの?」

傘 : 「都内方面は突然の大雨で、いまも少し降ってますよ。
     それから僕は、カーサ・アンブレアと言います。
     カーサでよろしく^^」

私 : 「へぇ外人さんなのかぁ・・。」


しばらくして 車両放送。
まもなく終点放送、ふと目が覚める。

居眠りしてたのか。そうだよね♪ 
傘が喋るなんてねww

乗り継ぎ駅に着いたので  
乗り降りドアに立つと 

「あ、これ違う。
降りる人が先だか、ら降り乗り口ドアですね 。」


傘 : 「え? 置いて行かないでください。役に立ちますよpq」
  

ギョ!? 夢じゃない!!

もう、しょうがないなぁ・・・。  

降りた駅から 乗り換え駅まで歩行15分あるのですが、
カーサ君のおかげで、濡れずにすみました。

傘をひらいてあるくなんて、何年ぶりだろう。
透明ビニールにあたる雨の粒がきれい 。

n3.JPG


傘 : 「ね? 役に立つでしょう ^-^」

私 : 「うん。ありがとう。」


いまでもわたしの家の土間に置いてあります 。
誰が置き去りに、いや忘れたのかしらないけどね。
楽しい雨の日カーサ君との出会いでした。



後書き

傘を開いて歩いている時に学んだこと。
傘を開くと数本の枝骨がありますね。
1本の太い支柱にあつまり、頂点で手を結び合ってできている。

雨が悪いと言うのではないけど苦難と
立ち向かい歩けるように 
支柱がわたしで枝が縁あるつながりなのかなぁ・・・。





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コメント 4

K

詩人は時間に縛られない。

らしいですね。ゲーテの言葉です。
by K (2013-06-23 19:19) 

小林鮎実

時間に囚われない人生って良いですよね。
by 小林鮎実 (2013-06-23 21:11) 

K

書写が正確ではありませんでした^^;

詩人は時間などに縛られないのだ。

たぶんゲーテは、詩人は未来も生きるという
意味も含めていると思います^^
by K (2013-06-25 20:28) 

小林鮎実

人の一生は決まっているけれど、
その人の残した兒t場は、
時間を超えて生きていますね。
by 小林鮎実 (2013-06-25 22:59) 

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