神様のお礼

「やったぁー！　完成したぞぉ！！」
「できたできた。　終わった＝３」
　　

そうなんです。
天に届きそうな山のてっぺんに３人の大工さんが　
力を合わせて、神様の住む家を建てたのです。




家を建てるには、お金がかかりますが
３人は神様から頂いたのは、願いをひとつかなえてもらえることでした 。


一人の、大工さんは　
もう少しノミの使い方が上手になりたい と、お願いしました。


次の大工さんは　身体が老化しないことを、お願いしました 。


３人目はなんと、死なない　不死身になりたいと・・・。


神様はにっこり笑って　　
「あいよ」と　約束しました


１０年後

老化したくないとお願いした大工は、老化しませんでしたが、　　
が　　「が」　ですよ。　
１０年前と変わらぬ姿で、死んでしまいました。


２０年後不死身になりたいとお願いした大工は
たしかに不死身ですが　
が　　「が」　ですよ。　　　
自分で何もできないくらい、見る聞く話すことできないで　
布団に横になっているだけです。




さて　　仕事で必要な、ノミの使い方を上手になりたいと
お願いした大工さんは、どうなったでしょう？


聞きたいですか？　　
教えてあげましょう。


ノミを使いあちらこちらの神社やお寺や教会の飾りを彫り
よろこばれたそうですが　
が　　「が」　ですよ。

あいもかわらず　　無料奉仕してるそうです。

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タグ：神様のお礼

コメント 2

毎日更新なんですね。
落描き楽しく読ませてもらってます。
舞さんは文章が次々あふれてくるんですね。
このブログからロングストーリーが生まれるんですかね？
村上春樹の短編から長編が生まれるように・・・
私にとっての先生、ニーチェから、
どんな言葉でもそれぞれのにおいをもっている。
そして、におい同士の調和、不調和があるように
言葉同士にもそれがある。　　　　　　　

Excellent
by K (2013-06-20 19:06) 

コメントありがとうございます。
友人の舞さんから、許可を得て
書き貯めた文章を１つずつ載せています。

今は、まだ短編ですが、今後　長編も
シリーズで載せたいと思っています。

また、遊びに来て下さい＾＾
by 小林鮎実 (2013-06-20 21:22)